How are you? に「I'm fine, thank you.」以外でどう返す?自然な答え方
2026年10月8日 · 読了目安 5分
「I'm fine, thank you. And you?」は間違いではありません
学校で習う I'm fine, thank you. And you? は、文法的にも意味の上でも正しい英語です。使って失礼になることもありません。
ただ、毎回この形で返すと、教科書どおりの決まり文句のように聞こえやすくなります。また fine は言い方によっては「まあ大丈夫」くらいの、やや素っ気ない響きになることもあります。そして何より、型どおりに返すと、会話がそこで止まりがちです。
How are you? は、多くの場合、体調を本気で尋ねる質問というより、あいさつの一部です。短く気軽に返し、相手にも聞き返すのが自然な流れです。
短く返して、相手にも聞き返す
よく使われる短い答えには、次のようなものがあります。
| 答え | ニュアンス |
|---|---|
| Good, thanks. | 元気です。最も気軽に使える返事です。 |
| Pretty good. | まあまあ元気です。pretty は「かなり」の意味です。 |
| Not bad. | 悪くないです。控えめですが前向きな返事です。 |
| I'm doing well. | 元気にしています。少していねいな響きです。 |
| I'm a bit tired. | 少し疲れています。正直に言ってかまいません。 |
答えたら、How about you? や And you? で相手にも聞き返します。店のレジなどで How are you? と声をかけられたときも、Good, thanks. と答えてから How are you? と聞き返せば十分です。
質問の形に合わせて答える
あいさつの質問にはいくつかの形があり、それぞれ答え方が少しずつ違います。質問と答えの形をそろえるのがコツです。
| 質問 | 自然な答え |
|---|---|
| How's it going? | Pretty good. / Not bad. |
| What's up? | Not much. |
| How have you been? | I've been good. / I've been busy. |
| How was your weekend? | It was great. / It was good. |
What's up? は「最近どう?」「何かあった?」という意味のくだけた質問なので、特に何もなければ Not much. と答えます。ここで I'm fine. と答えると、かみ合わない印象になります。
How have you been? は、しばらく会っていなかった相手に「元気にしてた?」と尋ねる形です。現在完了で聞かれているので、I've been で答えるとそろいます。How was your weekend? のように過去のことを聞かれたら、It was で答えます。
一言足すと会話が続く
短い答えのあとに、自分の近況を一文だけ足すと、相手が話をつなげやすくなります。
- How was your weekend?
- It was good. I went hiking. How about you?
何もしなかった週末なら、It was good. I stayed home. でもかまいません。大事なのは特別な話題ではなく、相手が「どこへ?」「何を?」と次の質問をしやすい材料を一つ渡すことです。
久しぶりに会ったとき・別れるとき
あいさつの場面は、How are you? だけではありません。久しぶりに会ったときと、別れるときの定番も一緒に覚えておくと便利です。
- Long time no see.:「久しぶり」。くだけた言い方なので、親しい相手に使います。
- Nice to see you again.:「また会えてうれしいです」。仕事の相手にも使えます。
- Have a nice day.:「よい一日を」。言われたら You too. と返すのが定番です。
- Take care.:「気をつけて」「元気でね」という軽い別れのあいさつです。
- See you tomorrow.:翌日また会う相手に使います。
初対面で使う Nice to meet you. に対して、すでに会ったことのある相手には meet ではなく see を使い、Nice to see you again. と言います。2回目に会った人に Nice to meet you. と言うと、初対面だと思っているように聞こえるので注意が必要です。
練習:自分用の答えを3つ用意する
- 「質問の形に合わせて答える」の表にある4つの質問から3つを選び、それぞれに「短い答え+一文」の返事を書きます。
- 書いた返事の最後に、How about you? を付けます。
- 質問を自分で声に出して読み、すぐに答えを言います。考える間を置かずに言えるまで繰り返します。
- 週に一度、一文の部分を最近の出来事に入れ替えます。
あいさつは、会話の中で一番予測しやすい部分です。答えを先に準備しておけば、最初の数秒を落ち着いて乗り切りやすくなり、その後の話に気持ちを向ける余裕も生まれます。
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